11日の東京株式市場で日経平均株価が3日続伸し、前日終値より392円03銭(0.94%)高い4万2224円02銭で取引を終え、3日続けて終値での史上最高値を更新した。前日の米国株式市場で、主要な株価指数がそろって上昇。東京市場も流れを引き継いだ。より幅広い銘柄で構成する東証株価指数(TOPIX)も同19.97ポイント(0.69%)高い2929.17で終え、史上最高値を連日で更新した。

 前日の米ニューヨーク株式市場では、ハイテク株中心のナスダック総合指数が7営業日連続で最高値を更新するなど、主要3指数が上昇した。米国の中央銀行にあたる米連邦準備制度理事会(FRB)が9月にも利下げを始めるとの観測が強まり、市場に安心感が広がった。11日の東京市場でも取引開始直後からほぼ全面高となり、半導体製造装置大手の東京エレクトロンや、ユニクロを展開するファーストリテイリングなどの株価が上昇した。(土居新平)

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