良品計画は19日、生活雑貨店「無印良品」で販売するバターチキンカレーを5年ぶりに刷新すると発表した。インドでよく使われるスモーキーな香りのスパイス「ビックカルダモン」を加え、トマトの酸味とうまみが引き立つよう仕上げた。カシューナッツペーストも増量し、まろやかでよりコク深い味わいにした。
5月15日に「素材を生かしたカレー バターチキン」(350円)を全国の店舗と電子商取引(EC)サイトで発売する。今回の刷新で6代目となる。
4月24日から期間限定で、初代から4代目を復刻し、5代目までのバターチキンカレーを販売する。5月15日に新商品を追加し、歴代の全6種を購入できるようにする。一部大型店では先行販売し、約200店舗で試食会も開く。
バターチキンカレーは2009年発売の人気商品で、23年には約550万食を売り上げた。12年からはインドに社員を派遣して、商品を改良。日本の米に合う味を求めて、スパイスなどの素材や調理方法の研究を続けている。
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