格付投資情報センター(R&I)は11日、ダイキン工業の発行体格付けを「ダブルAマイナス」から「ダブルA」に1段階引き上げたと発表した。空調メーカーとして世界市場で首位にあることを評価し、各地域での生産体制が確立され競合他社に対する優位を維持できると判断した。
財務基盤についても一定の評価を示した。2024年3月末の有利子負債は9682億円と前の期末に比べ9%増えたものの、自己資本比率は54%と健全な水準とされる50%以上を維持する。R&Iは「資本に厚みがあり、空調市場において投資余力で優位に立てる」とみる。
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