KADOKAWAは悪質な情報拡散行為については法的措置をとる方針

KADOKAWAは12日、傘下のドワンゴなどに対するX(旧ツイッター)などを使った悪質な情報拡散行為を473件認定したと発表した。6月上旬にKADOKAWAに対して大規模なサイバー攻撃を仕掛けたとされる組織が公開した情報がインターネットで拡散し、フェイク情報や誹謗(ひぼう)中傷行為が横行していることに対応する。今後刑事告訴などの法的措置の準備を進める。

悪質と判断した情報拡散行為は7月10日時点でドワンゴに関するものが420件、角川ドワンゴ学園に関するものが53件あった。KADOKAWAは今回のサイバー攻撃により「N高等学校」「S高等学校」の在校生、卒業生、楽曲関連サービスを使うクリエーターの個人情報などが流出していることを確認している。

すでに運営者に削除要請し対応が進んだものもある。悪質性の高い情報拡散者に対しては削除済みの書き込みも含め、刑事告訴などの法的措置をとる方針だ。

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