笹(ささ)かまぼこ大手の阿部蒲鉾店(仙台市)は25日から名物「ひょうたん揚げ」の衣に藻を練りこんだ新商品を販売する。仙台市の初夏を彩る仙台・青葉まつりの40周年を記念した商品で、5月19日まで限定で販売する。藻を培養・研究しているイービス藻類産業研究所(宮城県石巻市)と共同で「杜(もり)の都仙台」の新緑をイメージして開発した。
価格は1本400円で1日100本程度の数量限定で販売する。栄養価の高い植物性たんぱく質を含む微細藻類「ナンノクロロプシス」のパウダーで緑を表現した。商品はほんのりと磯の香りがする。
ひょうたん揚げは球状のかまぼこに甘い衣をつけて揚げたアメリカンドッグ風の食品。食べ歩きグルメとして人気で、多いときは1日1500本以上売り上げることもあるという。
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