グループ2社の吸収合併で、経営効率を上げる(茨城県石岡市を走る関鉄グリーンバス)

関東鉄道は16日、グループバス会社2社を吸収合併した。残業規制の強化など「2024年問題」もあり路線バスの運転手不足は深刻化している。管理部門を一本化するほか、グループ全体でバス乗務員の採用活動を強化するなど経営効率を上げる。

茨城県南西部が地盤の関鉄パープルバス(下妻市)と、県南部に路線網を持つ関鉄グリーンバス(石岡市)の2社を吸収した。12日付で国土交通省関東運輸局の認可を受けた。厚生労働省は4月に「バス運転者の改善基準告示」を改正し、バス会社は運転手の労働時間の上限規制への対応を迫られている。

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