ROCK IN JAPAN FESTIVAL 2023は1日あたり約5万人が会場を訪れた

KDDIは、米スペースXの衛星通信サービス「スターリンク」を活用した公衆Wi-Fi(ワイファイ)を、夏の3つの音楽フェスで提供すると発表した。数万人規模の来場者が集まる音楽フェスは、インターネットがつながりにくくなる。キャッシュレス決済の利用も増え、通信環境のさらなる整備が必要となっていた。

「ROCK IN JAPAN FESTIVAL 2024」(8月3〜4日、10〜12日)、「SUMMER SONIC 2024 TOKYO」(8月17〜18日)、「ROCK IN JAPAN FESTIVAL 2024 in HITACHINAKA」(9月14〜15日、21〜23日)で「フェスWi-Fi」として飲食エリアなどに設置する。来場者は無料で使うことができ、フェスの運営者が費用を負担する。

KDDIなどの通信大手は、大型イベントに車載型基地局を派遣して通信環境を安定させてきた。利用者のデータ量が増えたほか、キャッシュレス決済の普及もあり、さらなる対応が必要だった。

【関連記事】

  • ・KDDI、個人向けスターリンクの販売開始
  • ・「空飛ぶ基地局」現実味帯びる 山間部や離島も通信圏内

鄭重声明:本文の著作権は原作者に帰属します。記事の転載は情報の伝達のみを目的としており、投資の助言を構成するものではありません。もし侵害行為があれば、すぐにご連絡ください。修正または削除いたします。ありがとうございます。