パナソニックホールディングス(HD)が、子会社のパナソニックコネクトが手がけるプロジェクター事業を、オリックスに売却する方針を固めたことが17日、分かった。同事業は高価格帯ではシェア世界首位を誇り、売却額は1千億円規模とみられる。

 同社のプロジェクターは2021年の東京五輪の開閉会式で採用されたほか、今夏のパリ五輪でも使われる予定。ただ、全社的な事業領域の見直しの一環で、売却を検討していた。

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