異常を伝えるアプリなどを高度なプログラミング不要で作れる

あらゆるモノがネットにつながるIoT通信を手がけるソラコムは17日、生成AI(人工知能)を使ったアプリケーションを自前で開発できる企業向け有料サービスを今秋に始めると発表した。カメラなどから取得したデータをAIが分析して異常を知らせるなど、必要なツールを高度なプログラミング技術がなくても作成できるようになる。

サービス名は「SORACOM Flux(ソラコムフラックス)」で、ソラコムのアカウントを持っていれば無料で使える。アプリは3つまで作成できる。制限のない有料プランは2024年秋から提供する予定。

例えば工場内にある監視カメラの映像をAIが分析し、転倒している人がいれば監督者に状況を知らせるアプリを作ることができる。利用する生成AIは米オープンAIの「GPT-4o」などから選択し、テキストなどで希望する機能を入力することで開発できる。

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