17日のニューヨーク市場では、アメリカのバイデン政権による半導体業界への規制強化に対する警戒感が広がり、ハイテク関連銘柄の多いナスダックの株価指数が大幅に下落しました。

この流れを受けて、東京株式市場でも取り引き開始直後からハイテク関連の銘柄を中心に売り注文が広がりました。

さらに外国為替市場で急速な円高が進んだことを背景に、自動車など輸出関連の銘柄も売られ、日経平均株価は一時900円以上値下がりしています。

▼日経平均株価、午前の終値は、17日の終値より819円83銭安い、4万277円86銭。

▼東証株価指数=トピックスは27.16下がって、2888.05。

▼午前の出来高は8億7692万株でした。

市場関係者は「トランプ前大統領の発言などアメリカ大統領選挙をめぐる動きに市場の関心が集まっていて、世界経済の先行きへの不透明感も高まっている」と話しています。

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