高松空港に到着したジンエアーの初便(18日、高松市)

韓国の格安航空会社(LCC)ジンエアーは18日、ソウル(仁川)―高松線を新規就航した。日本国内の航空燃料不足問題への対応として、当面は座席数を一部制限して運航する。飛行機は到着した空港で給油作業を行うのが一般的だが、ジンエアーは韓国出発時に往復分の燃料を搭載して運航する。

飛行機は燃料を多めに積むと重量制限などから座席数を制限する必要がある。ジンエアーの担当者は「1便15席程度を制限する。日本国内の状況を見ながら給油会社と協議は続けていく」とした。

高松空港ではエアソウルが週7便でソウル―高松線を運航している。ジンエアーの就航で航空会社2社によるダブルトラックになる。高松空港(高松市)の小幡義樹社長は「ソウル線が週14便となり、日韓の往来で利便性が高まる」と語った。

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