今村証券が19日発表した2024年4〜6月期の単独決算の速報値は、税引き利益が前年同期比27%減の2億6300万円だった。株高基調を背景に株式などの受入手数料が増加した一方、仕組み債の販売停止により債券の受入手数料が大幅に減少した。
売上高にあたる営業収益は14%減の11億円、営業利益が34%減の3億3700万円だった。仕組み債はリスクの高さなどを背景に大手や中堅の証券会社による販売停止が拡大しており、今村証券も23年7月に仕組み債の販売を取りやめている。
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