三菱UFJ銀行は23日、大阪市内でスタートアップを支援するプログラム「Rise Up Festa」(RUF)の最終審査会を開催した。子育て支援を手掛けるBABY JOB(ベビージョブ、大阪市)など計3分野からそれぞれ1社ずつ最優秀企業を選んだほか、三菱UFJ銀が参加する2025年国際博覧会(大阪・関西万博)の大阪ヘルスケアパビリオンに出展する企業も選んだ。
RUFはピッチイベントと異なり、1次・2次審査を通過した企業は最終審査会までの3カ月間、ビジネスマッチングやプレゼン指導などを受ける。最終審査会には伴走支援を受けて事業に磨きをかけた9社が登壇した。三菱UFJ銀がRUFの最終審査会を大阪で開催するのは初めて。
三菱UFJ銀は大阪ヘルスケアパビリオンの「展示・出展ゾーン」に参加し、スタートアップなどの技術を発信する予定だ。三菱UFJ銀が設定するテーマに合致した企業から、奨学金情報サイト運営のガクシー(東京・港)が出展企業に選ばれた。三菱UFJ銀の早乙女実副頭取は「万博を期にスタートアップの大きな風を起こしたい」と話す。
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