漁船が地引き網漁でとった魚を1船分全て買い取る「一船買い」を実施する(綿半スーパーセンター売り場イメージ)

綿半ホールディングス(HD)傘下でグループの共同仕入れを担う綿半パートナーズ(長野県飯田市)は鮮魚の仕入れで、契約した漁師が特定の日にとった魚を大きさなどにかかわらず全て買い取る取り組みを始める。大きさなどが理由で売り物にならず捨てられてしまう魚を減らす効果があるという。

漁船が地引き網漁でとった魚を1船分全て買い取る「一船買い」を26日に実施する。当日、新潟県直江津港で水揚げされた魚は昼前には長野市にある「綿半スーパーセンター長池店」と「綿半スーパーセンター権堂店」に到着する予定。8月にも同様の企画を計画している。

通常の漁では網にかかっても規定の大きさでないといった理由で捨てられてしまう「未利用魚」が発生するため、一船買いによって食材のロスを減らす。綿半HDでは綿半フレッシュマーケット(愛知県一宮市)も先行して一船買いを始めている。

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