JR東日本が計画する「羽田空港アクセス線」は、羽田空港と東京駅、新宿駅、それに新木場駅などを結ぶ3つのルートからなり、インバウンド需要の拡大などに対応するため整備されます。

このうち、羽田空港と東京駅を結ぶ「東山手ルート」は、2031年度の開業を目指し、2023年6月から本格的な工事が始まっています。

さらに会社はこのほど、羽田空港と新木場駅を結ぶ「臨海部ルート」についても、2031年度の開業を目指すことを決めました。

JRによりますと、現在、羽田空港から新木場駅に向かう場合、乗り換えが必要ですが、新たな路線は乗り換えの必要がなく、20分ほどで到着するため、所要時間も大幅に短縮されるということです。

一方、羽田空港と新宿駅を結ぶ「西山手ルート」については、トンネルの施工方法などの精査が必要なため、開業時期は未定だということです。

会社は今後、運賃設定や運行ダイヤなど詳細な検討を進めることにしています。

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