日本橋のビルにバスケットなどの日本代表選手の写真を掲示した(25日、東京都中央区)

三井不動産は25日、日本橋の複数のビルをパリ五輪にちなんだ旗やバナーなどで装飾する「シティドレッシング」をメディア向けに公開した。サッカーやバスケットボールなどの日本代表選手の写真を掲示するほか、子供向けのアスレチック施設を設置し、街を挙げて五輪を盛り上げる。

「コレド室町テラス」や「日本橋三井タワー」など同社が保有するビルや、その周辺をパリ五輪仕様に装飾した。コレド室町テラスの広場には、テニスのラケットやサッカーボールなどをモチーフにした13種目の子供向けアスレチック施設「がんばれ!スタジアム」を設置した。パリ五輪に合わせ、7月26日から8月11日の午後2〜7時に利用できる。

子供向けのアスレチック施設を設置した(25日、東京都中央区)

サッカーやバスケットボールの日本代表戦に合わせ、東京ミッドタウン日比谷(東京・千代田)でのパブリックビューイングも実施する。

三井不は東京ドームを買収したり、千葉県船橋市でバスケットボールのアリーナを開業したりするなど、街づくりにスポーツの要素を取り入れる方針を掲げている。五輪関連では日本オリンピック委員会(JOC)などとスポンサー契約を結んでいる。

【関連記事】

  • ・五輪の都「パリ空中散歩」 沸き立つ街、くすぶる課題
  • ・三井不動産、神宮外苑の再開発は「必要」 声明を発表
  • ・三井不、築地再開発に透ける「東京ドーム移転」シナリオ

鄭重声明:本文の著作権は原作者に帰属します。記事の転載は情報の伝達のみを目的としており、投資の助言を構成するものではありません。もし侵害行為があれば、すぐにご連絡ください。修正または削除いたします。ありがとうございます。