医薬品や消費者向け製品の売り上げが堅調に推移した

大塚ホールディングスは26日、2024年1〜6月期の連結純利益が前年同期比4%増の1070億円になったようだと発表した。従来予想から330億円上方修正した。アルツハイマー型認知症の関連薬の開発中止や米国の開発組織の再編などで研究開発費などが減少した。

売上高は17%増の1兆1080億円とした。医薬品事業は抗精神病薬「レキサルティ」や抗がん剤「ロンサーフ」などが堅調に推移した。消費者向け製品も好調で、アジアでの「ポカリスエット」の飲料や北米におけるサプリメントの販売が好調だった。

今回の上方修正に伴う24年12月期通期の新たな連結業績予想は、8月1日に予定する24年1〜6月期の決算発表時に開示する。

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