延期していた有報を提出した河西工業

河西工業は29日、データの入力漏れなどで延期していた2024年3月期の有価証券報告書を関東財務局に提出した。29日を提出期限としていた。

子会社で新会計システムに移行した後に行ったデータの移管作業で入力漏れなどがあり、訂正作業に時間がかかっていた。

同日、6月に実施した定時株主総会の継続会を8月23日に開催することも決めた。株主総会に参加資格のある株主を対象に開催し、前期の事業報告や会計監査人などの監査結果などを報告するとしている。

併せて監査法人からの指摘を受け過年度の有価証券報告書や決算短信を訂正することも発表した。財務報告に関わる内部統制に不備があったとして訂正の内部統制報告書も提出した。

【関連記事】

  • ・河西工業、延期していた決算を発表 3億円の最終赤字に
  • ・日産、河西工業に60億円の資金支援発表 部品調達安定へ

鄭重声明:本文の著作権は原作者に帰属します。記事の転載は情報の伝達のみを目的としており、投資の助言を構成するものではありません。もし侵害行為があれば、すぐにご連絡ください。修正または削除いたします。ありがとうございます。