ANAホールディングス(HD)が30日発表した2024年4~6月期連結決算は、本業のもうけを示す営業利益が前年同期比30.7%減の303億円だった。旺盛な訪日客需要を背景に売上高が4~6月期として過去最高を更新したものの、為替などの影響で整備費が膨らんだほか、燃料価格の高騰が響き利益を押し下げた。
売上高は12.1%増の5167億円。訪日客に加え、日本から欧米などへの出張需要が回復し、国際線の旅客収入が堅調に推移した。国内線も好調だった。一方、純利益は19.5%減の247億円だった。
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