30日のニューヨーク株式市場のダウ工業株30種平均は反発し、前日比203・40ドル高の4万0743・33ドルで取引を終えた。米連邦準備制度理事会(FRB)が9月にも利下げを開始するとの期待感から買い注文が優勢となった。米長期金利が低下傾向となったことも相場を支えた。

 FRBは金融政策を決める連邦公開市場委員会(FOMC)の結果を31日に発表する。今回は政策金利を据え置くとの見方が強いが、市場ではインフレ鈍化を背景に9月には利下げに転ずるとの観測が強まっている。

 ハイテク株主体のナスダック総合指数は3営業日ぶりに反落し、222・78ポイント安の1万7147・42。(共同)

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