福島市内に業務用レトルトカレーの工場を建設する(写真は完成イメージ)

ハウス食品グループ本社は31日、福島市内に業務用レトルトカレーなどを生産する工場を建設すると発表した。68億円を投じ、2026年6月の稼働を予定する。調理現場での人手不足を背景に需要が拡大する業務用商品の生産能力を拡大する。

新工場の名称は「ハウス食品グループ東北工場」。敷地面積は約3万平方メートルで、新たに建設する製造棟の面積は約6000平方メートル。グループで国内21カ所目の工場となる。

ハウス食品Gは新工場を運営する会社を設立し、持ち分法適用会社であるサンヨー缶詰(福島市)から吸収分割によってレトルト食品製造事業を継承することも発表した。

【関連記事】

  • ・ハウス食品、工場発電の電力を18拠点に融通
  • ・ハウス食品G、バニラ輸入販売のアイベジに出資

鄭重声明:本文の著作権は原作者に帰属します。記事の転載は情報の伝達のみを目的としており、投資の助言を構成するものではありません。もし侵害行為があれば、すぐにご連絡ください。修正または削除いたします。ありがとうございます。