アステラスのぼうこう治療薬を巡り、米地裁は後発品の発売停止請求を却下するよう勧告を出していた

アステラス製薬は22日、米国で販売している過活動ぼうこう治療薬「ミラベグロン」の特許侵害訴訟に関する米デラウェア州連邦地裁の勧告について、異議申し立てると発表した。同社は訴訟が決着する前の他社による後発品発売の停止を求めていたが、米地裁はこの仮差し止め請求の却下を推奨する勧告を出していた。

ミラベグロンは頻尿や失禁などの原因となる過活動ぼうこうの治療薬で、国内でも使われている。アステラスは、今回の米地裁の決定による2025年3月期連結業績への影響について「現在精査中」としている。

鄭重声明:本文の著作権は原作者に帰属します。記事の転載は情報の伝達のみを目的としており、投資の助言を構成するものではありません。もし侵害行為があれば、すぐにご連絡ください。修正または削除いたします。ありがとうございます。