アップルは1日、ことし4月から6月までの3か月間の決算を発表しました。

それによりますと、売り上げは前の年の同じ時期と比べて5%増加して857億7700万ドル、日本円でおよそ12兆8200億円でした。

最終的な利益は前の年の同じ時期と比べて8%増加して214億4800万ドル、日本円でおよそ3兆2000億円と増収増益となりました。

3か月間の決算が増収増益となるのは2期ぶりです。

事業別の売り上げで、新しいモデルを発売したタブレット端末が前の年の同じ時期と比べて24%の増加となったほか、音楽や動画配信などのサービスが14%の増加となったことが増収につながりました。

一方、地域ごとの売り上げでは中国などでの売り上げの合計が前の年の同じ時期と比べて6.5%減少し、この地域での販売の落ち込みが続いています。

会社はことし6月、iPhoneやタブレット端末などの基本ソフトに生成AIのシステム「アップルインテリジェンス」を導入することや、生成AI、ChatGPTを手がけるオープンAIとの提携などを発表していて、生成AIを活用したサービスが今後の業績に及ぼす影響に関心が集まっています。

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