オリゼは米麹(こうじ)由来の甘味料を使った製品を手掛ける

米麹(こうじ)由来の甘味料を開発するオリゼ(東京・目黒)は第三者割当増資と金融機関からの借り入れで4億7000万円を調達したと発表した。稼働を始めた自社工場で主力製品である食品「グラノーラ」の生産量を増やし、2024年にも米国での販売を目指す。

オリゼは自社の甘味料を使った発酵食品を手掛ける。グラノーラなどの食品は自社の電子商取引(EC)サイトや百貨店などを通じて販売している。長期的には甘味料も自社で生産する。商品数を増やし、9月には東京都内に初の直営店舗を設ける。

今回の資金調達により、研究開発や海外事業部、品質管理などの部門で人材の採用を増やす。三井住友海上キャピタルや南都キャピタルパートナーズなどが第三者割当増資を引き受けた。

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