新ビルは札幌市中心部に建設される(平和不動産提供、写真はイメージ)

平和不動産は2日、札幌市中心部の大通公園に面した新複合ビルについて、再開発組合を設立したと発表した。組合には札幌市や北洋銀行なども参画した。今秋に解体工事が始まり、2028年度中の完成を目指す。

同日の組合設立祝賀会で、同組合の土本清幸理事長(平和不動産社長)は「単に新しいビルを作るということではなく、札幌の街の豊かな未来に貢献していく」とあいさつした。札幌市の秋元克広市長も「この地区は中心部で注目度が高い。新たな市民の憩いの場としても使われていくだろう」と述べた。

北海道銀行本店などが入居していた道銀ビルディングと、新大通ビルディングの2つのビルを一帯で建て替える。新ビルの高さは約185メートル、地上36階地下3階建ての計画。高層階に国際水準のラグジュアリーホテル、中層階にオフィス、低層階に商業施設が入る。

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