第一建設工業は2日、2025年3月期の単独税引き利益が前期比11%増の31億円になる見通しだと発表した。従来予想を5億円上回る。建設事業の土木や建築工事の施工が順調に進捗しているのが主な要因。売上高は同4%減の520億円(従来予想は500億円)、営業利益は同14%増の43億円(従来予想は35億円)に上方修正した。

同日発表した24年4〜6月期の単独決算は、売上高が前年同期比12%増の119億円、税引き利益が2倍超の11億円だった。主力の建設事業が好調に推移したほか、不動産事業で賃貸用マンションの売上高が伸び、増益に寄与した。

鄭重声明:本文の著作権は原作者に帰属します。記事の転載は情報の伝達のみを目的としており、投資の助言を構成するものではありません。もし侵害行為があれば、すぐにご連絡ください。修正または削除いたします。ありがとうございます。