東急建設は22日、2024年3月期の連結純利益が前の期比39%増の73億円になりそうだと発表した。24年3月期の業績予想を上方修正するのは2回目で、従来予想から16億円上積みした。開発事業の撤退に伴う想定費用が減ったほか、研究開発などの費用が25年3月期以降にずれ込むため。

24年3月期の売上高は前の期比1%減の2860億円、営業利益は61%増の82億円とした。従来予想は売上高が2990億円、営業利益は62億円だった。

24年3月期の年間の配当金は1株あたり37円にする。純利益の増加に伴い自己資本が増え、従来予想の36円から1円積み増す。23年3月期の配当は36円だった。

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