東京ガスは5日、環境コンサルティングサービスでみずほリサーチ&テクノロジーズと業務提携したと発表した。国際組織の指針に基づき、共同で助言サービスを提供する。顧客企業の活動が動植物や土壌など「自然資本」に与える危険性を評価した上で具体的な対応方針をつくり、計画通り実行されているかをモニタリングする。
助言は国際組織「自然関連財務情報開示タスクフォース（TNFD）」の指針に準拠する。みずほリサーチ&テクノロジーズが自然環境の破壊リスクに基づいた情報開示について助言し、東ガスが環境改善に向けた対応策を提示する。
東ガスは今まで温暖化ガスの算定サービスなどを提供してきた。企業のTNFD対応への関心が高まっていることを受けてサービス内容を広げる。同社は「両社の知見を活かし、脱炭素の推進に関する解決策についての開発も今後進める」と説明した。
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