財務省と金融庁、日銀は6日午後、国際金融資本市場に関する情報交換会合を財務省内で開き、株価や為替相場の急変動が続いていることなどについて協議した。終了後、財務省の三村淳財務官は記者団に対し、「政府と日銀が意思疎通を図りながら連携していくことを確認した」と強調した。会合は、外国為替市場で円安が加速した3月27日以来。

三村氏は株価や為替が乱高下した要因について言及を控えたが、「市場参加者には、海外景気の悪化懸念を背景に世界的に急速なリスク回避の動きがあったという見方もある」と指摘した。6日の会合には、三村氏のほか、金融庁の井藤英樹長官、日銀の加藤毅理事らが出席した。

財務省と金融庁、日銀の情報交換会合後に記者団の取材に応じる財務省の三村淳財務官=6日午後、同省

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