北海道電力傘下の北海電気工事は22日、2024年3月期の連結純利益が、前の期比2.1倍の20億円になったようだと発表した。従来予想は56%増の14億円だった。再生可能エネルギー関連の工事に加え、北電からの発電所・変電所関係工事の受注増や進捗が想定より進んだことが影響した。

売上高は前回予想を据え置き15%減の600億円。営業利益は2.3倍の28億円、経常利益は2.1倍の30億円となったようだ。継続的にペーパーレス化や外部委託費用の削減を進めていることや、ドローンを使った巡視活動などで販管費を抑えた。

道内では電気設備工事関連の人手不足が指摘されるが、現時点で同社は「受注したい案件は受注できている状況だ」と説明する。

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