日経平均株価が5日に急落し、6日は一転して上昇するなど、急激に変動していることを受けて、東京 千代田区にある投資スクールを運営する会社は6日夜、個人投資家を対象にしたセミナーをオンラインで開き、募集した人数の3倍以上のおよそ1800人が参加しました。

投資ファンドの運用などを行う会社の社長の戸松信博さんが講師を務め「投資を始めたばかりで、今、損が出たからといって、ここでやめるのはもったいない。短期投資なのか中期、長期なのか、自分がどういう方針で投資しているか、しっかりと確認してほしい」と述べ、経済情勢を見極め、落ち着いて投資を判断するよう呼びかけました。

参加者からの質問フォームには「心配だ」とか「持っている株を売ってしまった」などといった投稿が寄せられていました。

戸松さんは「最近はこれまで株に縁がなかったような人が投資を始めるケースが増えていて、株価の乱高下で株を売ってしまいたい人も多いと思うが、投資は継続が大事なので、積み立てを続けてほしい」と話していました。

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