昭和産業は7日、大豆など植物由来のたんぱく質の新ブランドを立ち上げると発表した。主食やデザートなど調理に活用できる素材として今秋からまずは外食向けに業務用として展開する。代替肉以外の需要を開拓し、新しい需要をつかむ。
新ブランドは「SOIA SOIYA(ソイアソイヤ)」。第1弾として大豆由来のたんぱく質をシート状に加工して販売する。価格はオープンで素材の形状は幅5センチメートル、厚さは1.5センチメートルほど。顧客が調理方法に合わせて様々な形状に変更できる。平たく伸ばせば麺類の代わりにもできる。
大豆由来たんぱく質の主要な用途は代替肉が一般的だ。用途は限られており、風味の違和感などから受け入れられないケースもあった。50年以上大豆由来たんぱく質を扱ってきた昭和産業のノウハウを活用し、和食や洋食、中華料理など様々な調理法やメニューに対応できるようにした。インバウンド(訪日外国人)や食材に関心の高い層の需要を見込む。
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