アマダの板金加工機

板金加工機械世界大手のアマダが8日発表した2024年4〜6月期の連結決算(国際会計基準)は、純利益が前年同期比31%減の64億円だった。新紙幣発行に伴うATMや自動販売機向けの需要があったが、工作機械や建設機械関連が不調だった。

売上高にあたる売上収益は前年同期比4%減の830億円、営業利益は29%減の85億円だった。地域別の売上収益は日本が9%減の253億円。北米は6%増の260億円、欧州が3%増の199億円とそれぞれ4〜6月期としての過去最高を更新した。北米は中国などからの製造回帰などで好調だった。欧州では東欧の大型案件などが寄与した。

同日、オンラインで記者会見した山梨貴昭社長は「国内は7月の受注が前年同期比32%増となり8月もプラスとなる見込みだ。北米は今後も比較的堅調に推移するとみている」と述べた。

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