住友林業は8日、2024年12月期の連結純利益が前期比12%増の1150億円になる見通しだと発表した。従来予想を95億円上回る。米国の戸建て住宅事業の販売単価が上がり、利益を押し上げる。好調な業績を踏まえ、配当は年145円(前期は125円)と従来予想より15円積み増す。

売上高は21%増の2兆950億円、営業利益は23%増の1800億円と、従来予想よりそれぞれ300億円、185億円上方修正した。

同日発表した24年1〜6月期の連結決算は、売上高が前年同期比20%増の9814億円、純利益が24%増の557億円だった。米国では中古住宅の在庫不足などで分譲戸建てが好調だ。不調だったオーストラリアの注文住宅は収益が回復した。

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