気象庁が南海トラフ地震に関する臨時情報を出し「巨大地震注意」を発表したことを受け、九州電力と子会社の九州電力送配電は8日夜、本店に「南海トラフ地震対策総本部」を立ち上げた。南海トラフ地震に関する対策組織を設けるのは初めて。巨大地震発生に備え、現場での勤務者の所在や関係各所との連絡体制を確認する。

宮崎と大分、鹿児島の3県にある各支店・支社には「南海トラフ地震対策本部」を置いた。

両社は8日、宮崎県で最大震度6弱を観測した地震発生を受けて「非常災害対策総本部」を設置した。南海トラフ地震対策総本部はこれと並行して対応を進める。

鄭重声明:本文の著作権は原作者に帰属します。記事の転載は情報の伝達のみを目的としており、投資の助言を構成するものではありません。もし侵害行為があれば、すぐにご連絡ください。修正または削除いたします。ありがとうございます。