トヨタ自動車が、2024年のトヨタとレクサスブランドの世界生産台数を当初計画の約1030万台から約980万台に引き下げたことが8日、分かった。主要部品メーカーに通知した。同社グループで相次いだ認証不正やリコール(回収・無償修理)に伴う生産停止が主因。新型コロナ禍の20年以来、4年ぶりの前年割れとなる。

内訳は、国内が約320万台で、トヨタが国内の雇用維持に必要とする300万台は確保される。海外は約660万台。一方、25年の世界生産は1000万台を上回ると見込んでいる。

トヨタ自動車の堤工場で働く作業員=愛知県豊田市(AFP時事)(資料)

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