丸山珈琲(長野県軽井沢町)はドリップバッグなどの生産の増加に対応するため、製造拠点を従来の軽井沢町から同県佐久市に移転した。佐久工場の延べ床面積は軽井沢センターの2.5倍という。移転時に製造機械は増やしておらず、商品バリエーションの増加に伴う資材や完成品の保管体制の強化が大きな目的という。
既存の小諸工場(同県小諸市)がコーヒー豆の焙煎(ばいせん)や包装、佐久工場がドリップバッグやコーヒーバッグの製造や発送を担う。
足元ではテイクアウトに特化した店舗の出店を続けている。9日に「丸山珈琲エキュート立川店」(東京都立川市)を開業した。物販とテイクアウトの専門店としては6月に開業した日本橋店(東京・中央)に続き3店舗目となる。
常時約20種のコーヒーをそろえるほか、コーヒーを使った菓子なども用意する。未出店の地域を中心に、コーヒー豆の販売に強みを持つ同社の特徴を発揮できるテイクアウト店を開業している。
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