「CGC昆布佃煮シリーズ」の包材を25%縮小した

全国の食品スーパーで構成する共同仕入れ機構のシジシージャパン(CGC)は9日、内容量は変えずに包材を25%縮小したプライベートブランド(PB)商品を20日から販売すると発表した。袋を小さくしたことで段ボール箱も15%小さくなる。商品を入れた箱をより多く運べ、積載量を5割増やせる。

対象となる商品は「CGC昆布佃煮シリーズ」の6種類だ。全国の約9割にあたる約4000店舗のCGC加盟店で年間1300万パックを販売している。

トラックの荷台に載る段ボール箱は5376個と、従来に比べて5割増やせる。配送効率を上げて物流コストも抑えられる。包材を小さくしたことでプラスチック使用量は年間で14.5トン、段ボール箱は同22トンそれぞれ抑えられる。売り場では横幅が約90センチメートルの一般的な棚に、従来より1個多く陳列できる。

CGCは2016年から過剰包装の問題に取り組んでいる

CGCは1日時点で加盟企業は203社、総店舗数は4439店を抱える。加盟企業の総売上高は5兆円を超える。約1900品目のPB商品を販売している。2016年から過剰包装の改善に取り組み、過去には枝豆などのPB冷凍食品を縦型パッケージに変えるなど包材を削減してきた。

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