日本自動車販売協会連合会(自販連)と全国軽自動車協会連合会(全軽自協)が13日発表した7月の中古車登録・届け出台数は前年同月比10%増の56万3618台だった。2カ月ぶりにプラスに転じた。新車販売の回復による買い替えで中古車の流通が増えた。7月までの円安局面で海外からの引き合いが強く、相場は高水準となった。
自販連がまとめた7月の中古車登録台数は10%増の32万2324台だった。全軽自協が発表した同月の軽中古車販売台数は9%増の24万1294台となった。
中古車オークション運営のユー・エス・エス(USS)によると、7月の成約台数は前年同月に比べ11%多かった。成約車両単価は125万6千円と前年同月より18%高く、過去最高だった6月の123万9千円を更新した。
7月の国内新車販売は前年同月を7カ月ぶりに上回った。その結果、下取り車両が増加し、中古車の流通が増えたとみられる。日本の中古車は円安で割安感があったことで海外からの需要が強かった。
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