レーズンとオリーブオイルを使ったパンを値上げする

アンデルセングループでパン製造のタカキベーカリー(広島市)は39品目について9月納入分から値上げすると発表した。価格が高騰しているレーズンとオリーブオイルを使用した「レーズンとくるみのパン」「石窯ミニフランス」などが対象で、納入価格を平均で3.8%引き上げる。

レーズンは2023年に主産地の米国とトルコが天候不順による不作で、国内の取引価格が最高値を更新した。オリーブも地中海沿岸地域が2年続けて歴史的な不作となり、オリーブオイルの生産地価格が史上最高値になったという。

タカキベーカリーは、コスト削減などの努力を重ねたが上昇分を吸収しきれなかったとしている。同社は23年7月にもパンやサンドイッチを値上げした。

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