14日の東京株式市場は、朝方は買い注文がいくぶん多く、日経平均株価は小幅な値上がりで推移していました。

その後、午前10時半前に岸田総理大臣が来月の自民党総裁選挙に立候補しない意向を固めたと伝わると買い注文が増え、日経平均株価は一時、400円を超える上昇となりましたが、その後は値下がりに転じて一時150円を超える下落となるなど、不安定な値動きとなっています。

▽日経平均株価、午前の終値は、13日の終値より77円25銭安い3万6155円26銭、
▽東証株価指数=トピックスは、逆に11.87上がって2565.42。
▽午前の出来高は10億9549万株でした。

市場関係者は「内閣の支持率が低迷する中、総理大臣が新しくなるという期待感と、次の総理大臣が誰なのかがまだわからないという不透明さが相まって、売りと買いが交錯しているのではないか」と話しています。

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