15日のニューヨーク市場では、この日発表されたアメリカの小売統計が市場の予想を大きく上回り、大幅な利下げの可能性は低くなったという見方から、円を売ってドルを買う動きが進み、円相場は一時、1ドル=149円台前半まで値下がりしました。

これを受けて16日の東京市場でも円売り、ドル買いの動きが続き、円相場は、1ドル=149円台まで値下がりしています。

市場関係者は「アメリカの小売統計で経済の堅調さが示されたという受け止めから、アメリカの景気の先行きへの懸念がひとまず和らいだことが円売りドル買いの動きにつながっている」と話しています。

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