岩沢氏㊧は3色の記念ビール完成を福田市長に報告した(7月、川崎市役所)

川崎にちなんだビールを製造販売する「東海道BEER川崎宿工場」(川崎市)が7月に迎えた川崎市制100周年と、10月以降に開く全国都市緑化かわさきフェアを記念した赤、緑、青の3色のビールを売り出した。川崎宿工場やインターネットで売り出したほか、市ふるさと納税の返礼品にも加わる予定だ。

赤、緑、青の3色は交じりあえばどんな色でも表現できる光の三原色で、多様性が街の特徴である川崎市がロゴの色に使っている。赤はハイビスカスと市民の花であるツツジを、緑は川崎北部で古くから栽培されてきたのらぼう菜を、青は青い花のバーベナを使ってそれぞれ色を出した。

川崎宿工場を運営する岩田屋(川崎市)の岩沢克政社長が福田紀彦市長に完成報告した。試飲した福田氏は「おいしい、名物になるはず。100周年にふさわしい」と感謝を伝えた。ビアバーの川崎宿工場、ネットともに箱入り3本セット2450円で販売している。

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