任天堂は10月2日に資料館「ニンテンドーミュージアム」(京都府宇治市)を開業する

任天堂は20日、過去に発売したゲーム機などを展示する資料館「ニンテンドーミュージアム」(京都府宇治市)を10月2日に開業すると発表した。入場は事前予約制で、料金は大人が3300円、小学生は1100円。ゲームソフトを体験できるコーナーや、ハンバーガーなどを提供するカフェも併設する。

専用のウェブサイトを通じ、希望の来館日時を指定して申し込むことができる。予約は抽選制で、20日から10〜11月分の予約の受け付けを始めた。

1969年に建設され、花札やトランプなどの製造を手掛けた宇治小倉工場を改装した。ミュージアムの2階には、任天堂が創業以来販売してきた製品を展示する。花札から現在の主力ゲーム機「ニンテンドースイッチ」までを並べることで、任天堂の遊びの歴史と進化を表現する。

1階には巨大なゲーム機を2人1組で操作して「スーパーマリオ」などのゲームソフトをプレーできるコーナーや、花札を作ったり遊んだりすることのできるコーナーなどを設ける。限定グッズを販売するショップも開く。

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