20日のニューヨーク株式市場のダウ工業株30種平均は6営業日ぶりに反落し、前日比61・56ドル安の4万0834・97ドルで取引を終えた。前日まで5営業日続伸したことを背景に利益確定の売り注文がやや優勢となった。米連邦準備制度理事会(FRB)の金融政策の動向を見極めたいとして、様子見ムードも強かった。
FRBのパウエル議長は23日に経済シンポジウムでの講演を予定している。インフレ鈍化に伴い、市場ではFRBが9月に利下げに踏み切るとの見方が広がっているが、パウエル氏の姿勢を見極めようと発言内容に注目が集まっている。(共同)
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