ルネサスエレクトロニクスは21日、空気清浄機向けの半導体モジュール(複合部品)の量産を始めたと発表した。「PM2.5」などの微小粒子状物質や二酸化炭素(CO2)濃度、温度、湿度といった7種類の情報に関する信号をまとめて処理できる。家電製品が高機能化していることに対応する。
高性能の空気清浄機のほか、煙探知機などへの搭載を見込む。ルネサスとして初めて1つのモジュールに複数の検知センサーを搭載している。大きさは縦47ミリメートル、横35ミリメートル、高さ12ミリメートルと小型化した。モジュールには演算用のマイコンも内蔵し、顧客は検知センサーの動作具合を調整できる。
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