秋田と台湾を結ぶチャーター便は2023年12月に運航が始まった(秋田空港)

秋田県は23日、秋田と台湾を結ぶチャーター便の運航が2025年3月27日まで継続されることが決まったと発表した。24年10月24日まで週2便の運航が決まっていたが、課題とみられていた夏場の搭乗予約が順調に推移していることから運航継続が決まった。

格安航空会社(LCC)のタイガーエア台湾が運航し、使用機材には180人が搭乗できる。県によると、8月の搭乗率も9割近くを確保できる見通しという。タイガーエア台湾と旅行会社のスタートラベル(燦星國際旅行社)、秋田県の3者が共同で運航継続について協議してきた。

県内のインバウンド(訪日外国人)の宿泊客のうち、台湾は約4割を占めるセールスの最重点市場。佐竹敬久知事はトップセールスのため22日まで現地を訪れていた。

県内では仙北市の角館地区や男鹿市などを訪れる台湾の旅行客が多い。県はほかの地域の観光誘客も積極的に進める考えだ。

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