半導体メモリー大手のキオクシアホールディングス(HD、旧東芝メモリ)が東京証券取引所に上場を申請したことが分かりました。時価総額は1兆5000億円超を目指し、2024年最大の新規株式公開(IPO)になる見通しです。ただ、同社は23〜24年3月期にメモリー市況の悪化で2年連続の最終赤字に陥りました。市況の波に振り回されない成長戦略を示すことが課題となりそうです。電機セクションの1週間を振り返ります。
- ・キオクシアHD、遅れた上場決断 市況の波に業績浮沈
- ・キオクシアHDが10月上場へ 時価総額1.5兆円目指す
- ・AI頼み続く半導体、素材は成熟品向け苦戦 9指標分析
三菱電機やアンリツ、将来の女性の理系人材にアクセス
夏休みシーズンを迎え、電機メーカーが女子中高生を対象とした技術の体験イベントを相次ぎ開きました。三菱電機はロボットの操作を、計測機器大手のアンリツは先端機器の操作を実際に体験してもらいました。将来の女性の理系人材に興味を持ってもらう「青田作り」の動きが広がりそうです。
- ・三菱電機、なるか脱「男性職場」 理系女子へ技術体験会
- ・アンリツ、女子中高生向け計測器体験イベント
リコー、企業向け生成AIや路面点検サービス
リコーが人工知能(AI)関連サービスを相次いで始めます。秋には企業ごとにカスタマイズを簡単にできる生成AIの大規模言語モデル(LLM)を提供します。専用カメラを搭載した車を走らせるだけで路面を点検できるサービスも24年度中に始めます。主力の事務機市場が成熟するなか、AIが新たな成長の柱になりそうです。
- ・リコー、大規模言語モデル今秋提供 日英中の3言語対応
- ・リコー、車のカメラとAIで道路点検 ひび割れなど解析
その他のニュース
シャープ液晶事業
- ・シャープ、テレビ向け液晶生産終了 国内メーカー不在に
- ・シャープ液晶パネル、希望の星はゲーム TV向け生産終了
- 拠点合理化
- ・コニカミノルタ、中国の事務機工場の生産終了 25年前半
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- ・三菱電機、高速通信対応の光デバイス 25年から量産
- 放送
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- テクノロジー
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- M&A・出資
- ・AMD、サーバー企業7200億円で買収 AI事業拡大へ
- ・日立、生産ライン設計の米社買収 製薬業界の顧客獲得
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