しまむらグループはカスハラへの対処方針をまとめた(画像はさいたま市の本社)

しまむらグループは27日、顧客による迷惑行為「カスタマーハラスメント(カスハラ)」への対応方針をまとめたと発表した。身体的、精神的な攻撃や威圧的な言動、土下座の要求などカスハラにあたる項目を明記した。悪質な行為があれば取引の停止や店舗への出入りを断る場合もある。

従業員が安心して働ける職場環境を整える。カスハラについて「お客様等からのクレーム・言動のうち、要求の内容の妥当性に照らして、該当要求を実現するための手段・態様が社会通念上不相当なものであって、従業員の就業環境が害されるもの」と定義した。

しまむらは今後、社内で同方針を従業員に周知するほか、カスハラが生じた際の報告系統を明確化する。店舗向けの対応マニュアルを作成して、それに沿った社内研修も実施する。

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