東武百貨店は27日、2025年のおせちの販売を9月1日から始めると発表した。海鮮や肉など特定の食材を豊富に詰めたおせちの種類を前年より7割増やした。1人前は6000円代から、高価格帯では約28万円の商品を用意し、幅広い客層を取り込む。売上高は前年比5%増を目指す。
オンラインでは9月1日から、店頭では9月12日から注文を受け付ける。食材に海鮮のみを使用した「天然本まぐろ刺身二段重」(3~4人前、3万5640円)は初めて販売する。前年は肉に特化した「肉おせち」が好評だった。25年も食材を絞った商品を増やした。
人気の高い2万円台の大人数向けの商品も約1割増やす。「京都 三千院の里 和風四段重」(4人前、2万2680円)は前年の売上個数が好調だったこともあり、今年も販売する。
高価格帯商品では「東京吉兆 和風二段重」(28万800円)を提供し、ハレの日の需要に対応する。
鄭重声明:本文の著作権は原作者に帰属します。記事の転載は情報の伝達のみを目的としており、投資の助言を構成するものではありません。もし侵害行為があれば、すぐにご連絡ください。修正または削除いたします。ありがとうございます。